Begin掲載 「長谷革屋」コードバンオイルワックスを買ってみました [モノ]
Begin3月号でも紹介されていた「長谷革屋」さんのコードバンオイルワックスを買ってみました。
タンナー(鞣し工場)で長年働いている長谷川さん考案のコードバン用ワックスで、門外不出とされていた鞣し(なめし)工場のコードバン専用ワックスを市販用にブレンドしたそうです。
成分は天然の魚油+鉱物油+カルナバロウ
コードバンの毛羽立ち、かさつきに対して強い加脂能力と艶出し効果があるんだとか。
何に使う用かというと、井戸さんに作ってもらったコードバンの手帳カバーとオールデンです。
取り扱いは財布なんかを作っている「mic」さん。
お店は秋葉原と御徒町の間にできた「2k540 AKI-OKA ARTIZAN」にあります。
仕事で近くを通りかかったついでに寄ってみました。
一番近いのは地下鉄末広町でしょうか。駅から3~4分、JRの線路に向かってあるくと、こんな風景が出てきます。
JRの高架下にできたものづくりをテーマにした商業スペースです。JR東日本のガード下の新しい活用の試みのようです。
「2k540」とは、東京駅を起点に考えた場合、この施設が2キロ540メートルのあたりになるからだそうで。「AKI-OKA 」は「秋葉原-御徒町」、「ARTIZAN」は職人。まんまです。
お店は結構な数入っていました。
米沢のかばん屋「牛や」さんの日乃本帆布も入っています。
日本をテーマにした日本百貨店
ガード下が、小洒落た感じになっています。
飲食が数店。ランチが意外と安い!
で、micさんがここです。
前置きが長くなりました。
お店の人といろいろお話しましたが、長谷革屋さんのクリームはヌメ革だと色が濃くなっちゃう可能性があり、エイジングが進んでいればいいけど、、、と。
手帳を見せたりしたところ「うーん、微妙ですね。もうちょっと進んでいれば」とのことでした。
おススメされたのはM.モゥブレィの「アニリンカーフクリーム」
右のやつです
長谷革屋さんのは、塗ったあといちど艶がなくなり、しばらく置いておいてから強くこすらないと(言ってみればナメシ直す感じ)艶が復活しないけど、アニリンカーフクリームは比較的塗ってちょっとこすれば艶が戻るのでコードバンにもお勧め、とか。
で、どっちも買ってみました。
で、さっそく手帳で試してみました。
すぐ雨でぬらしてしまったりして、すっかり汚くなってしまったクォヴァディスのエグゼクティブ用カバー。
買ったときがこれ。約2年前の姿です。
塗る前がこちら
塗ってこすったあとがこちら
わかりますか?わからないですよね~笑
ま、現物は色が若干濃くなって、艶が多少出てきました。
オールデンもちょっと毛羽だったところがあるんでやってみようかと思っています。
長谷革屋コードバンオイルはここで売っています
http://www.mic1978.com/fs/micshop/c/care/
コメント 0