PINGのピストルグリップが変わってしまった・・・

タイガーも使用しているPINGのピストルグリップ　ブラックアウト。
当然、真似してキャメロンにさしてつかっているのです。そろそろボロくなってきたので、差し替えようとジーパーズで購入しました。
買うときは、気づかなかったのですが、家に帰ってよく見ると、「あれ？？？」と。
左が今回購入したもの。右が昨年アメリカで購入したものです。写真ではわかりにくいですが、ぱっと目につくのは、ロゴの色。ブラックアウトなのに、シルバーになってしまっている！グレーが明るくなっています。
そして、よーーーく見ると、トレードマークPINGおじさん（って言う名前かは知りません）。この輪郭線が細くなっているのです。細くなっているせいで、残っている凸部分が逆に太くなって、ちょっとモッサリしているんです。
そして、グリップエンドをご覧ください。



左が以前のもの。右が今回購入のものです。
「MADE IN USA」の刻印がない！
PINGのロゴの自体もちょっと違います。（Pの縦棒が角ばっています）

「すわ。偽物か！？」と思ったのですが、1本数百円のグリップ、偽物作っても割にあわないような…（IOMICなんかは偽物が出回っているそうですが）

このグリップを作っているのはGOLF PRIDEさんです。グリップエンドにも「GOLF PRIDE」と堂々と刻印されています。
名前の通り、このメーカーのプライドは高く、多くのOEMを受けていますが、各社の「GOLF PRIDEのロゴを入れないで自社ブランドで作ってほしい」という要望は全て「NO」。よって、全てのゴルフメーカーのオリジナルグリップにもエンドには必ず自社の名前を冠しています。
あのキャメロングリップも同様です。
（今では、逆に入っていることが価値である気がします。メーカーロゴしかなかったら、これどこの安モノグリップ使ってるんだ？って疑われるのでは）

アイアンなんて、有名メーカーはほぼ全てここんちのグリップではないでしょうか?
僕もIOMICを使ったりしましたが、結局ツアーベルベットラバーに戻りました。
で、ですね。ここんち、以前は全てUSAで作っていたようです。
パター用グリップは最近までMADE　IN　USAでした。
最近のグリップの多くはタイ産。ただし、OEMラインは台湾工場にしかないので、ツアーステージとかテーラーメイドのロゴが入ったツアーベルベットは台湾製。市販品はタイ製だったわけですね。

当然、アメリカ、台湾、タイそれぞれで全く均一の商品なわけはなく、どうもゴムの成分比なんかも若干違うのでは、と言われていました。
（なので、アイアンの純正グリップを交換するときは、全部一緒に交換しないとダメっす！１～２本だけ市販品にすると、Made in ThailandとMade in Taiwanが混じってしまいます。1本だけグリップを変えたら、手ざわりなど違って、違和感を感じたことがある人もいるのではないでしょうか？）

で、ですね。ここんちのホームページなどを見ると、最近のパターグリップなんか、全部台湾製になっているんですよ。
メーカーとして、USA生産は打ち切り、タイ、台湾、メキシコの３つのラインに切り替えるようなのです。と、いうか、もう切り替わってしまったのではないでしょうか。
台湾製のゴルフプライドは、口部分の内側に「MADE IN TAIWAN」って入ってるんですが、このブラックアウトも口を覗くと口径とMADE IN TAIWANの文字がしっかりありました。
（タイ産は、グリップをひっくり返すと出てきます。交換の際、切り裂いたグリップの内側を見てみてください）

というわけで、PINGのピストルグリップの最新ロットは、MADE IN TAIWANになってしまっていたようなのです。
でもね、PING社に問い合わせしても、「アメリカから取り寄せていて特に仕様変更はありません」って回答でした。
写真を送ったら、USに確認します！って、、、日本法人も知らなかったんですね～

旧タイプのUSA産を確保するなら今のうちです。（USA産だと何がいいのか？いや、特に。。。見た目がよりブラックアウトな位でしょうか。製品のバラつきはアジア産より多いはずです。（笑）使いはじめにザラザラした手触りのものが多いすね）
購入前に、MADE IN USAってあるか確認することをお勧めします。

確認して数個確保しました↓しかもジーパーズより安かった・・・

ちなみにアメリカでは5ドルっす

タグ：ゴルフクラブ グリップ Ping ピン ピストルグリップ ブラックアウト ゴルフプライド GOLF PRIDE 生産国

コメント 1

貴重な情報ありがとうございます。
私の持っているのを確認してみましたが、確かにMADE IN USAが無くなっていますね。
あと古いのはPINGおじさんとＰの間に○の中にＲの文字がありました。
（正確に言うとPINGの時の上下にありました）
また覗かせて貰いますね。
by ブヒヨン (2020-08-27 16:11)