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ブリーニのギンガムチェックシャツ [モノ]

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昨年、イタリアはパルマにある元サルトルだったセレクトショップ「Ricchetti」で注文しておいてギンガムチェックのシャツがやっと届きました。
ここは元サルトルだけあって生地に非常にこだわっていて、シャツは超充実しています。
縫製は普段はギ・ローバーに出しています。ギ・ローバーブランドのままのシャツと、Ricchettiのタグになったものとが売っています。
今回は、既成ではなく、こんな生地で、ボタンダウンでお願いというセミオーダーで注文をしました。ギ・ローバーに発注して150ユーロ。円高様々で18000円しないという安さ。
しかも、普通に日本で28000円で売っているギ・ローバーの既製品シャツよりも生地が全然いいんです。
番手が細かく滑らかな手触りなのに厚みがあってコシがあるという感じ。
手触りが全然違うので着心地も当然違います。
さて、11月に頼んで、年内に到着する予定だったのになかなか来ない。
どうも、ギ・ローバーに生地がちょうどなくて、別のところにオーダーしていたとのこと。

で、届いたシャツがこちら。BURINIでした。
今回は、生地があったBURINIにオーダーしたとのこと。
BURINIと言えば、マシンメイドではイタリア最高峰です。正直、ギ・ローバーやオリアンとは格が違います。日本では、マイナーであまり売っていません。
バーニーズなどでたまにあるようですね。4万円以上するようです。
え?値段は・・・

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↑通常は、首の後ろのブランドタグが裾裏に付いています。


通常、セミオーダーでBURINIに出すと250ユーロとのこと。今回は150ユーロのオーダーで、事前に連絡できなかったから特別におまけするっつーことで200ユーロ。特別におまけって、おいおい・・・
当初の予算を大幅にオーバーしてしまいましたが、まー、これもイタリア流・・・
ホントか!?いいのか、イタリア流!

ま、オーダーした本人も値段を覚えておらず、送料入れて25000円位のつもりでいたので、イタリア流で納得してしまいました。笑
ま、BURINIが25000円で買えれば安いもんです。
生地はといえば、これまた素晴らしい手触り。
SHIPSで買った同じ柄の色違いギ・ローバー(28000円)と比べると、ギ・ローバーがユニクロか?(ちょっと大袈裟)って思えるくらいの違いです。
縫製もきちんとしています。

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例えば、カフの取り付け。ギ・ローバーなんかは縫い代で1mmちょっととっているのですが、ブリーニは0.5mm位。
マシンメイドのギ・ローバーやオリアンは、身頃の縫い目と袖の縫い目が一直線になっています。

こんな感じ
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ですが、このブリーニは写真のように縫い目がずれているんですね。
DSC07143.JPG
こんな感じ

ボレッリやフィナモレなどハンドメイドシャツは必ずこうなっています。
↓ボレッリ
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しかし、ボレッリは若干イタリアっぽい雑さがあるのですが、このブリーニは非常に端整。
ハンドメイドシャツという話もあるのですが、見た感じはマシンメイドっぽいです。
もう一つ、気づいたのが、アームホールの縫い目の幅。
袖側と片側で1本ずつ縫い目があるのですが、この幅が、片側が広くて、脇の下が狭くなっています。
これが、通常のマシンメイドのギローバーなどでは、均一な間隔なんですね。
ボレッリやフィナモレはやはり脇側が狭くなっています。

しかし、流行りの黒ギンガムチェックのボタンダウンでブリーニ製。これで25000円は良い買い物だと思います。

あ、ちなみに、ハンドメイドのシャツに反対する人もおりますが、シャツは洗濯機に入れたらダメですよ。ハンドメイドだと強度的にも問題あり。
クリーニングなんてもってのほかです。
良いシャツを持っている人は、自宅で手洗いが基本ですよ。

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