SSブログ

キヤノンオープン ボランティア体験 2日目 その2 [ゴルフトーナメント]

imano3.jpg
さてさて、トーナメントのボランティア初体験、2日目は当然初体験のキャリングボード。
事前にたいした説明もなく、まぁ、いきなり放置プレイでスタート時間が迫ります。
パートナーのスコアラーは、この道10年以上という大ベテランの方。栃木から3泊4日でボランティア参加だそうです。
このボランティアって、かなりヘビーーユーザーが多いみたいです。話を聞くと。皆さん、いろんなトーナメントに参加されています。
さて、いきなりスタートは、最終日の9組目なのでスタンド満員。
かなり緊張です。
ボードを持って、ティグランドを1周してギャラリーに見せ、所定の位置(スタートホールのティグランドと各グリーンサイドにはボードを挿すポールが設置されています)にボードを挿してスタンバイ。
選手の登場です。
選手の紹介とともにそれぞれティーオフしていきます。
ティショットは全員まずます。
選手について、ボードを持って移動です。
井上プロは2ndグリーンを外します。
他の2人は2オン。
井上プロはなんとそこからチップインバーディースタート。ここから怒涛の快進撃が続きます。
続くロングも3オン1パットの連続バーディ。他の2人もバーディーです。
いきなり、-8、-8、-7と快調な組となりましす。
続く3番ホール、は今野プロがバーディー、他はパーで全員-8
4番ホールハミノザプロが3オン2パットボギーですが、井上プロはバーディー。
パットが冴えまくりです。
この時、ティーショットを終えた今野プロは僕のほうにつかつかと歩いてくると、グローブをすっと渡してくれました。
いやー、グローブいただいちゃいました。ありがとうございます。
無愛想だけど、いい人です。キャディさんも、いい人でした。
imano.JPG

5番201Yのショートホル、5番アイアン?のミノザプロはバーディー。井上プロはカラーから寄せワンのパー。今野プロは1オン2パットのパー。ミノザプロは前のホールのボギーをすぐ取り返します。
6番は全員グリーンを外すも、寄せワンパー。
さて、僕は今回のキーとなったと思っている7番ロングホール。ここは549ヤードのロングですが、狭いので70%のプロが3Wでティーショットです。それでも左の林に打ち込むプロが3日目から沢山いました。(前日、このホールの速報板だったので、全選手のティーショットを見ていました。遼くんはドライバーでフェアウェイど真ん中にかっ飛ばしていましたが)
速報板を見ると、なんと藤田プロは2番ホール終わって-16(1バーディ、1イーグル)!優作プロ-12と上位陣が伸ばしてきていました。
井上プロはここで左の林に打ち込み、木に当たって前下がりラフに捕まります。
ラフからのセカンドはアイアンで打つも、ラフに食われて痛恨のミスショット。ボールは上がらず、しかも前下がりから逆ダマのフックで左ラフです。3rdショットは残り198Yをユーティリティでグリーン右のバンカー。大ピンチです。
ここからバンカーショットを2m弱位に付けるないすリカバリー。難しいパットも決めてパーセーブです(他の2人は3オン2パットパー)。
いやーあのピンチからパーセーブできたのが大きいです。バーディーの価値ありですね。
その甲斐あってか、続く8番の230Yのパー3。ユーティリティで放ったショットはものすごい弾道で軽くフェードしてピン手前50cmへ!
楽々バーディーです。今野プロは最後1.5m位のパットを外して3パットボギーとします。
前半最後の9番ホール、今野プロはきっちりバーティーで取り返します。井上プロは2パットのパー。
ハーフ終わって見ると、井上プロはなんと5アンダー!32!
パット数は9ですよ。1ホール1パット計算。そりゃースコアいいわけですよ。パット・イズ・マネーですね。
前半で、-11、-8、-8となりました。
井上プロはゾーンですかねぇ。ことごとくパットが入りまくります。
こりゃ、優勝はちょっと遠い(-16ですからね)けど、2位はいけるんじゃないのか?と思っていました。

前半終わって、休憩はないので急いでトイレに。ここで井上プロと会ったのですが、ズボン(緑の鮮やかなパンツ)の汚れを一生懸命気にしていました。笑
ちょっと声をかけましたが、丁寧でいい人な感じでした。

さて、後半です。
10番は無難に全員パー、11番はミノザプロがバーディー。
しかし、ミノザプロはめっちゃ飛ばします。そしてかなり無愛想で、ちょっと怖いです。。。
ナイスバーディーと声かけても、ボソッと「サンキュ」。近寄りがたいです。。。
ショートホールはみな200Y以上あって、今野プロや井上プロはユーティリティを使うのですが、ミノザプロだけアイアンです。
230Yも3番アイアン。低く飛び出してギューンと伸びてナイスオン。
ちなみにキャロウェイ契約のようで、アイアンはXフォージド、シャフトはプロジェクトXでした。
12番は井上プロと今野プロがバーディ。13番ロングは全員バーディー!14番は今野プロ3連続バーディーです。
あれよあれよという間に、井上プロ-13、今野プロ-10、ミノザプロ-10と全員2桁アンダーです。
なんてハイレベルな組と一緒に回れたのでしょう!マイナーなんて言ってごめんなさい!って思っていました。はい。
15番でスコアをチェックすると、なんとTOPの藤田プロが-14と2つも落としているじゃないですか。ってことは、何?井上プロ、2位!?
16番超ロング、ミノザプロはボギー。
17番は、今野プロバーディー。井上プロはセカンド打ち上げを、打ち上げいれずエッジまで120Yだったのですが、大きくショート。これは本人も、あれ?って感じです。が、キャディさんのミスでしょうかね。僕はGPS持ってラウンドしていたので、キャディさんの指示と見比べていましたが、このホールはミスジャッジだったと思います。打ち上げがきついのでエッジまでで130Y~135Yは必要だったかと。でも寄せワンでパー。(でも、Shot Naviかなり正確で、キャディと1Y単位までぴったり一致の時もありました)
ミノザプロは、2ndが左の通路を下って植え込みに入るアンラッキー。そこから怪力で打つも乗らず。4打目もざっくりで大ピンチを1パットで沈めてボギー。
ここで、-13、-12、-8となります。
最後18番は大観衆のスタンド前、全員パーです。
井上プロは-13とこの時、スコアボード上では単独2位でのホールアウトとなりました。大健闘を拍手で迎えられます。
上がってみれば、後半は1ホール除いて他はパーオンで15パットの2アンダー。トータル7アンダーパーでした。
(しかしベストスコアは-2の36位タイからキャリングボードも付かないインスタートのBジョーンズプロが8アンダー!上がってみれば6位T)
今野プロも3位タイグループです。
ホールアウトすると「ボールちょーだい!」の大合唱。すごいです。「今野プロ、グローブ頂戴!」なんてのもあって、あげていました。いい人だ。
井上プロは途中でギャラリーにあげていましたが、くれないのかなーと思っていると、今野プロのキャディさんがなにやら今野プロと話しあって「はい」と言ってボールをくれました。
ナイスバーディーとかいうと「どうも」って答えてくれるし、キャディさんもいい人でした。
井上プロのキャディさんは、ちょっと無愛想。ま、無視はしないですけど、ぶっきらぼうな感じでした。僕より年下っぽかったですが、、、もしや、これがジャイ子?と思っていましたが、まぁ悪い人じゃなさそうでした。井上プロに声をかけて盛り上げていましたよ。
ミノザプロはキャディは日本人の女性でした。プロキャディの方なのでしょう。ターフが取れるとバッグを置いて走って取ってもどって直していました。
今野プロしかボールくれなかったなー、なんて思っていると、アテストを終えた井上プロが、なんと丁寧に使用ボールに日付とサインを入れて、スコアラーの人に「ボード持っていた彼にあげて」とくれたのでした!
ball.JPG
ここまでしてくれるなんて、感動です。
一応、1打差の単独2位ということでパター練習場でパットを打っていたのですが、そうこうするうちに藤田プロが-13と首位タイに。
キャディさん、あわててボールを取りに(買いに?)クラブハウスに走っていきます。
きっと、最後にギャラリーにあげたのでなくなってしまったのでしょう。
そこから、あれよあれよという間に、藤田プロがボギーで-12。一度崩れて、ああ、またいつもの最終日の優作、と思った優作プロも-12と大混戦。そして18番は二人とも2オンのバーディーチャンスです。
井上プロは、プレーオフに備えてアテスト会場で待機です。仲良しの矢野東プロも一緒に見守っていました。
18番は2人ともバーディーパットを惜しくも外して、結局、井上プロが-13で優勝となったのでした。
なんと5人が18番で優勝がかかったパットを打つという大混戦
しかし、いきなり初ボランティアで優勝組(しかも今野プロも2位タイ)につけるとは思っていも見ませんでした。

井上プロにボールのお礼と優勝のお祝いを言おうと、表彰式終了後に待っていたのですが、いつもと違うコースで取材陣に囲まれてクラブハウスに入ってしまったのが残念です。

しかし、この最後にくれたボール。傷もバッチリ入った使用球なのですが、ウィニングボールなのでは、、、と心配になりました。
ウィニングボールなら、新婚だし(今年2月に結婚)、復活の優勝だし、お返ししたいですからね。
(04年ABC優勝時に池に投げ込まれ骨折してしまったんですよね。そこからずっと勝てませんでした。飛距離も落ちたし。)

ちなみに、井上プロはアイアンはGMA(結構カッコイイ)、ドライバーはr7、FWはVスチールでした。パターは矢野プロと同じものだったように見受けます。
今野プロはツアーステージXブレードCB、ドライバーはNewツアーステージ(ソールがXになっているやつ)でした。

井上信プロ、優勝おめでとうございます!
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。