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遂にオールデンを修理に [モノ]

10年ほど前にニューヨークで初めて購入したオールデンのVチップブラックカーフ924。
WTC近くのアラブ人店員さんがいるお店で300ドルで購入しました。
ま、それまでは高くてもリーガルっつー感じだったのですが、初めて高級靴を購入したわけです。当時の日本でも6万円以上してた靴ですからねー
10年履けば、コストパフォーマンスは抜群ですよ。

さてさて、普段はスーツじゃないのであまり履かないとはいえ、流石に10年。2年ほど前から踵の減りがめちゃめちゃ気になっていました。既にゴム層は突破して上の段まで減ってましたからねぇ。。。
直そう直そうと思いつつも、流石にオールデンを近所で直すのもなーと思っていたズルズルと。
昨年の春にも、横浜そごうに持って行ったところ、「踵は直せるけど、つま先も減ってるし、ソールは縫い目も消えかけて、もう剥がれて来ているので、ソール交換したほうがいいですよ」と言われて、んー、ソール交換するなら純正がいいよなーと思い、そのまま帰ってきてしまったわけです。

まーこんな感じですよ。
つま先はソールが剥がれかけ、、、
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踵はゴムが減ったら交換しましょう
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その後、アメリカのオールデンにメールで問い合わせたところ、リペア(レストレーション)プログラムは130ドルでオールソール交換して、オリジナルシューツリーを付けて送り返すよ、でも送料はかかるよとの返事。
送料を問い合わせると、だいたい日本へは100~120ドルとか。
修理代と送料が一緒やん!
ってことで、7月にハワイに行くので、先に送っておいてハワイに送ってもらえば送料はかなり安く済むはず!と思って、6月に再度問い合わせると、7月12日からサマーホリデーだから無理だよん、との返事。
ガビーンってことで、結局そのままずるずると年末に来てしまいました。
よし!円高だ!と思ってウィンターホリデーを確認すると、冬は休みないよーんと速効で返事が。
しかし、いくら円高とはいえ、往復送料だけで15000円はかかるので、アメリカに出すのは馬鹿らしい。コードバンじゃないし、純正じゃなくてもいいや!と決心して、青山のユニオンワークスにもっていきました。
ついでに、夏にハワイで購入したコインローファーが若干小さくて、裸足で履くと痛いので、一緒にもっていって、ついでに広げてもらうおうと。
で、ユニオンワークスの店員さんに「ソール交換お願いしたいんですけど」と見せたところ、「あー、これはソール交換しなくても全然大丈夫ですよ」とのこと。
え?そうなの?こんなはがれてきちゃってるのに?と思って聞いてみると、踵の交換と、つま先の交換・補強で全然行けちゃうよ、と。
「ソール交換は、ソールがすり減ってコルクが見えるくらいになったらですね」とか。
なんだよー、ミスターミニッツ大うそつき!
ってことで、ローファーの広げ加工とセットで9000円ちょっとで済みました。
で、出来上がってきたのが、こちら
踵はこの通り!
DSC07065.jpg

つま先も補強されて、剥がれもなくなりました!びっくり!
DSC07066.jpg
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コバもキチンと色補正されていて、靴もきれいに磨かれて、いやいやほんとユニオンワークス恐るべし。
純正部品じゃなくても全然OKです

広げてもらって、ローファーも痛くなくなりました。
どこが当たってどういう感じだって説明すると、じゃーこうしたら直ると思いますよっとやってくれました。さすが専門家です。
サイズ広げは、革の負担を考えて最低2週間はかけて伸ばすそうです。
このあたりも、流石高級靴修理の専門店ですね。
次回もユニオンワークスで修理してもらおうっと。

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